【マイアミ(米フロリダ州)11日未明(日本時間11日)=斎藤庸裕】ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組を1位で突破した侍ジャパンが、連覇を目指す戦いの舞台に到着した。10日のチェコ戦後、チャーター便で米国南東のマイアミまで約13時間の大移動。3日間で状態を整え、14日(同15日)の準々決勝に臨む。相手は1次ラウンドD組の2位で、11日(同12日)に行われる直接対決、ドミニカ共和国とベネズエラの敗者となる。
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まだ旅行客が少ない午前4時前、マイアミ国際空港が慌ただしくなった。ニューバランスのTシャツを着た大谷翔平投手(31=ドジャース)は帽子を後ろ向きにかぶり、ヘッドホンを首にかけて登場。菅野智之投手(36=ロッキーズ)や鈴木誠也外野手(31=カブス)らメジャー組をはじめ、選手とともに井端弘和監督(50)やコーチ陣ら侍ジャパンのメンバーが、空港で待機していた4台のチームバスに、続々と分乗した。
中村悠平捕手(35=ヤクルト)は、大谷が侍ジャパンメンバーにプレゼントしたとみられるオーディオブランド「Beats」のヘッドホンを首にかけ、山本由伸投手(27=ドジャース)はメガネ姿でバスに乗り込んだ。深夜にもかかわらず、空港には午前2時前から待機するファンに加え、多数の報道陣が集結。空港の警備スタッフが、あらかじめ選手の安全確保を呼びかける中、侍たちを乗せたバスは、ハーレー・ダビッドソンの警察バイク5台に先導されて宿舎へと向かった。
ドミニカ共和国、もしくはベネズエラと対戦する準々決勝は、14日午後9時(日本時間15日午前10時)開始で、エース山本が先発マウンドに上がる見込み。まずは時差ぼけ解消など状態を整えて、現地マイアミで調整を行う。

