東日本ボクシング協会が18日に都内で理事会を開き、年齢制限撤廃を要望する方針を固めた。国内では現在原則37歳定年制となっている。

 選手寿命が延びて高齢化し、競技人口も減っているため、選手、ジムとも以前から撤廃を求める声は多かった。15年に日本ランカー以上は除外と緩和されたが、世界的に定年制があるのは日本だけとなっている。

 新田事務局長は「健康管理第一は変わらない。定年前でも引退勧告もされているので合理的」と説明した。8月の日本プロボクシング協会理事会で決議し、日本ボクシングコミッションへ正式に要望する。