ボクシングのWBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級タイトルマッチが18日、東京・後楽園ホールで行われ、王者井上岳志(30=ワールドスポーツ)が2回終了TKOで初防衛に成功した。

同級4位チャン・スー(中国)と対戦。初回に右ストレートでダウンを奪うと、2回にも再び右で倒し、同回終了後に相手陣営が棄権を申し出た。昨年1月に世界初挑戦も判定負け。再起3連勝とし「持ち味は接近戦だが、世界を目指すために空間を意識してやってきた。落ち着いて戦えた」。東洋太平洋ミドル級タイトルマッチは、挑戦者の日本同級王者竹迫司登が王者細川チャーリー忍を判定で下し、2冠王者となった。