「漢気トーナメント」決勝の前に、RISE伊藤隆代表から重大発表があった。

この日のウエルター級王座防衛戦が相手のケガによって延期となった王者・中野椋太(27=至誠会)と一緒にリングに上がると、6月の「RISEワールドシリーズ大阪大会」への中野の参戦が決定したと発表。

さらに「本日、その対戦相手が来ているので呼びたいと思います。宇佐美メイソン」と呼びかけるとリングサイドから、K-1などで5戦5勝3KOの戦績を残している“超新星”宇佐美秀メイソン(22=Battle Box)が登場した。

宇佐美は「RISE初参戦でチャンピオンの中野選手とやらせてもらえることにすごい感謝してます。地元大阪での試合なので、しっかり大阪で暴れようと思います」とあいさつ。一方、中野も「サワディーカップ。僕も地元大阪なんで、思い切り宇佐美メイソンとやりあって盛り上げます、押忍」と応じた。

もともとの中野対稲井良弥(TARGET)の王座戦は延期扱いのため、6月の中野対宇佐美はノンタイトル。そこで宇佐美が勝てば、その後に行われる中野対稲井の勝者と宇佐美であらためて王座戦が行われる可能性もあるという。