第4試合でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(=LIJ、内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHI)と、BC WAR DOGS(デビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、外道)が10人タッグで対戦。10分25秒、ヒロムが「D(三角絞め)」で外道からタップを奪ってLIJが勝利した。

試合後、辻が会社の姿勢に疑問を唱えた。「オイ、新日本プロレスよ! 俺はがっかりだ。福岡(5月4日)で成田(蓮)とモクスリーのタイトルマッチ(IWGP世界ヘビー級王座戦)が決まってるっていうのに、AEWでさらにタイトルマッチが決まった。そりゃIWGP目の前にしたら、誰だって挑戦したいだろう。ただよ、新日本プロレスよ、Xで『AEWでタイトルマッチが決まりました。電撃決定』? プライドのかけらもねえのかよ」とまくしたてた。

内藤哲也がモクスリーに敗れ、IWGPのベルトが海外へ流出。レスリングどんたくでの決戦の前に、24日(日本時間25日)のAEWダイナマイト大会(米フロリダ州ジャクソンビル)でモクスリーがパワーハウス・ホブスを相手に初防衛戦を行うことが決定した。辻はこれをすんなりと認め、それをSNSで危機感なしに宣伝している新日本プロレスに不信感を抱いているようだ。

辻は「これで分かっただろ? AEWはな、IWGPへのリスペクトもなければ、新日本をいいように使いたいだけなんだよ。なあ、IWGP実行委員会、そんなもん本当にあんのか? あんなら、今すぐ解散しろ!」と、IWGP実行委員会の存在そのものにも疑問を投げかけていた。