SKE48内山命(23)が29日、名古屋・SKE48劇場で行われた「SKE48 二期生10周年公演~10年経ってもみんなに会いたかった~」で、5月末にグループを卒業することを発表した。

この日は、内山をはじめ斉藤真木子(24)高柳明音(27)のSKE2期生にとって、オーディション合格からちょうど10年の節目だった。

アンコールで「私、内山命はSKE48を卒業します」と発表。会場には「やめないで!」の声も上がったが、内山は「(同期の)2人がいるときに発表したいと思っていたので、2人の了承が得られないのであれば、やめておこうと思ったんですけど、私自身、本当に本当にやりきったといえるSKE48人生だったので、悔いはありません。私は、SKE48を旅立ちます」とあいさつした。

終演後、内山は「3人でやってきた期間も長いので、見送ってもらいたいな、見送りたくないな、って思っていました。今回の発表は、SKE48に入って初めてっていうくらいわがまま言いました。今日がいいって言いまくって(笑い)」と明かしつつ「まだ2カ月ありますので、その間に感謝の気持ちをしっかりと伝えていけたらと思ってます」と話した。

また斉藤は「同期という以前に、一緒の時間を共にした時間が長かったメンバーなので、いつか来ると思ってたけど、いよいよかと思ってしまいました。でも彼女の前向きな姿勢が輝いて見えたので、応援したいという気持ちになったし、それを踏まえて私は最後の1人になってもSKE48でいたいなと思いました」。高柳は「同期の前で発表してくれたのはうれしかったし、(2期生の)末っ子だから、先にいっちゃうのかというのが率直な気持ちです」と話した。