AKB48が19日、台湾・台北アリーナで初の単独コンサートを行い、現地で活動するTeamTPの阿部マリア(23)の卒業セレモニーが行われた。

セレモニーでは、AKBの同期で卒業生の藤田奈那(22)のソロ曲「右足エビデンス」を歌ったほか、TeamTPのメンバーと「僕たちは戦わない」などを披露。現在メキシコで活動中の入山杏奈(23)からのメッセージも紹介され、タイ・チェンマイのCGM48伊豆田莉奈(23)が花束を持って駆けつけるなど、同期に囲まれ感激した。

阿部は「2010年にAKB48に加入して、9年と少しがたちました。本日の活動を持って私はAKB48グループを卒業します。モデルになる夢を持って加入した14歳の私が、23歳、台北アリーナで卒業を迎えるなんて誰が想像したでしょうか。私自身も人生何が起こるかわからないなあとびっくりです。こうして今日卒業セレモニーをさせてくれた、スタッフさん、メンバー、ファンの皆さん全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです! 本当にありがとうございます」とあいさつした。

またTeamTPメンバーや現地のファンに向けて「今日で私はグループを離れるのでたくさんの妹たちを1番近くで支えることはできなくなります。メンバーみーんなのことが大好きなのでとっても寂しいですが、みんなにはこんなにたくさんのすてきなファンがいるから大丈夫だと信じています。皆さんこれからもTeamTPの応援してくれますか~?」と呼び掛け、最後は現地の言葉で「これからも台湾で芸能活動は続けていきますので、台湾で1番愛される日本人になれるよう頑張りたいと思っています」と今後の決意を話し、8000人のファンから大きな拍手が贈られた。