TOKIO長瀬智也(37)宮藤官九郎監督(45)が17日、大阪市内で「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(25日公開)の舞台あいさつに出席した。

 映画は地獄を舞台にした青春ロックコメディーで、長瀬は地獄専属ロックバンドを率いる赤鬼を演じた。約15年の付き合いになるという宮藤監督から撮影中に「ゴリラ(の顔)で」という注文を受け「『あ、ゴリラですね』とあうんの呼吸でしたね」と息がぴったりだったことを明かした。

 題名にちなみ最近あった地獄のような出来事を問われた宮藤監督は「機種変地獄。携帯電話の機種変更ができず、いろんなショップをたらい回しにされた。しかもバックアップしようとすると携帯電話の古いデータが戻って来ちゃう。何かの拍子に2年前にバックアップしたデータになってしまって長瀬くんの連絡先も分からなくなった。みんなに連絡先を聞いて回った」と明かした。

 さらに「パスワードが分からなくて新しいパスワードにすると、前のパスワードを思い出してどっちだっけ? ってなる」と語る宮藤監督。

 長瀬も「ずっと使っているパスワードがあっても、違うところで使えないとそこでは違うパスワードになる。パスワードが増えていく一方」と“パスワード地獄”に共感していた。