「PTA不要論」がネット上で話題になっていることを受け、2児の母でPTAに加入しているというフジテレビの梅津弥英子アナウンサー(39)は退会者の増加を不安視した。

 1日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では、ネット上で「PTA不要論」が盛り上がっている現状を伝えた。PTA加入は任意で、退会は自由であることを知らなかった保護者らの間で「知らなかった」「やめられるならやめたい」といった声が多数あがっているとした。

 また、番組では昨年3月に開催された「1億総活躍会議」で民間議員でタレントの菊池桃子がPTAについて、これまでの貢献は大きいと認めた上で、仕事を持つ母親にとって負担にもなっていると指摘していたことも紹介した。

 梅津アナは「(PTAは)当然やっています。やらなくていいという発想がなかった」といい、笠井信輔アナも「そもそも学校で任意だと伝えられていないので小学校入ったり中学校に入ると自動的にPTAになるものだと思っていました」とコメントした。

 笠井アナは、保護者らがPTAの加入が任意だと知ったことで「みんなPTAに入らなくなっちゃうんじゃないかな」と指摘すると、梅津アナは「そうすると地域の餅つき大会とかみんなでやっている良いものも失われちゃうのかなと思う」とデメリットが生じることを懸念。「仕事をしている人がなかなか参加しにくい、学校に関わりたくても関わりにくい仕組みになっているのは事実」とPTAに加入したくない保護者が多いことに理解も示したが、小倉智昭アナの「みんなやめたいと思うんじゃない?」との指摘に、「でも、そうすると子どもの環境が…」と難色を示した。