歌舞伎俳優・市川海老蔵（３９）が３０日夜、ブログを更新し、長女麗禾（れいか）ちゃん（５）が、七夕のお願いとして「すてきな　おかあさんに　なれますように」と書いたと明かした。

　２２日夜に小林麻央さん（享年３４）を乳がんで亡くして１週間が経過した中、亡き麻央さんを強く意識した娘のお願いを見た海老蔵は「麗禾、沢山の愛を注ぎたい　改めて思います。ヘトヘトで動けないですが、愛の感情は溢れ出します」と娘への愛情をつづった。

　一方、「七月大歌舞伎」夜の部「駄右衛門花御所異聞」（東京・歌舞伎座で７月２日開演）で、史上最年少の宙乗りに挑む長男勸玄（かんげん）くん（４）は「パパのように　かっこいいかぶきが　できますように」と書いたという。

　海老蔵は、この日の夜、歌舞伎座で行われた稽古を途中で切り上げ、帰宅したという。「体調がすこし、という事でお先に失礼する事に、とりあえず帰ります。今日は一日中稽古でした。時間の感覚と世の中の感覚からかけ離れてしまいます、だからこそ舞台芸術は面白いのかもしれません」とつづった。

　また麻央さんの姉小林麻耶（３７）もこの日夜、ブログで「執り行わなくてはならないことを終え...あれから一週間経ち...突然、身体に負荷を感じるようになりました。（中略）身体が重いのも、息がしずらいのも自然なことだから大丈夫、と今の自分の状態をそのまままるごと受け入れることができています」（コメントは原文のまま)と海老蔵同様、体調の変化を吐露した。