大麻取締法違反の疑いで逮捕され、その後釈放され不起訴処分になった元KAT-TUN田中聖(31)が、「ステージの上にまた戻りたい」と音楽活動再開に意欲を見せた。

 田中は8日、ブログを更新。自身がボーカルを務めていたロックバンド「INKT(インク)」が9月1日をもって解散したことについて、「自分のせいで潰してしまった事、あんなに尊敬しているメンバーを傷付けてしまった事、ファンの皆さんや関係者の皆さんを裏切って、残念な想いをさせてしまった事、夢半ばで歩みを止めてしまった事、全てが悔しく、自分で招いたことですが後悔しかありません。泣いても、後悔しても、戻ってこない時間、解散という2文字を僕はこれから絶対に忘れることなく生きていきます。しっかりと背負ってこれから一歩一歩歩いていきたいと思います」とつづった。

 逮捕騒動で「音楽活動を辞める事も考えました」という田中だが、「でもどれだけ考えても、やっぱり歌いたい自分がいます。INKTとして見てきた幸せな時間や景色を思い出す自分がいます」と、音楽への情熱は抑えられず、「自分自身でたくさんの大切な物を壊しておいて何を言ってるんだと思われると思いますが、僕は、あの場所に、ステージの上にまた戻りたいです。0からどころかマイナスからになりますが、自分自身に厳しくして、地道に這い上がって行こうと思います」との意気込みをつづった。

 「もう一度ステージに戻った時、皆さんに僕の変化を見せれるように準備して行きます。いつになるかは分かりませんが、その時は僕に力を貸して下さい。お願い致します。改めて、本当に申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございます」と呼びかけた。