TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)の5日第3話の平均視聴率が15・0%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・7%、第2話は14・0%で、初の15%到達となった。

 

 池井戸潤氏の同名小説が原作で、経営危機の老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に取り組む感動の企業再生ストーリー。15年ぶりの連ドラ出演となった役所広司(61)が老舗社長を演じる。

 

 第3話は、宮沢(役所広司)の懸命な説得によって、特殊素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山(寺尾聡)の陸王開発参加が決まり、本格的なソール作りが始まろうとしていた。一方、アトランティスからスポンサード契約を打ち切られた茂木(竹内涼真)は、わらをもつかむ思いで宮沢が送った陸王に足を入れる。その履き心地に驚きを隠せない茂木だったが、走るうちにソールの不安定さが露呈してくる、という内容だった。