舞台「24番地の桜の園」(9~28日、東京・Bunkamuraシアターコクーン)の会見が8日、同劇場で行われ、主演の高橋克典(52)らが出席した。

 舞台6本目の高橋は「舞台の芝居に目が開いて、前向きに臨むのは初めて。前回までは早く終わればいいなと思っていた。稽古場から恥をかいていこう、と貪欲にやっています。ワクワク感と、不安感、ざわざわ感を楽しんでいます」と話した。演出、出演の串田和美(75)との舞台でのタッグは3作目。「映像の世界で発散するところがなかったので、解放されて、舞台の上で自由になることを教えてもらった」。

 他に風間杜夫(68)八嶋智人(47)松井玲奈(26)美波(31)小林聡美(52)が出演する。

 チェーホフの名作を大胆に脚色した作品で、長野県松本市や大阪市でも公演する。