木村拓哉(45)が、1日放送のテレビ朝日系主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)第3話で、高さ50メートルの橋の上でのアクションシーンに挑戦する。午後9時からの放送を前に、午前中からファンの間で、その話題が沸騰している。

 第3話で、木村演じるボディーガード島崎章らが所属する日ノ出警備保障身辺警護課は、急に引退したいと言って姿を消した人気タレントかのん(三吉彩花)に支給する現金1億円の警護を依頼される。芸能事務所社長の坂東光英(西村まさ彦)は、かのんを連れ戻すための金と説明するが、実はかのんは誘拐されており「警察には知らせないでほしい」と依頼してくるが、犯人との通話に成功した島崎が違和感を覚える、という物語だ。

 予告動画では、木村演じる島崎が橋の欄干から飛び降りたり、宙づり状態になるシーンが数秒、流れた。ツイッター上では「50メートルの橋の上でのアクションがどうなっているか確認したい」、「ぶら下がっている。今夜もハラハラ」、「すごい状態になっている」、「予告だけで手に汗握る」など、1日午後9時からの放送に向けた期待の声が相次いでいる。

 「BG~身辺警護人~」の平均視聴率は、1月18日放送の第1話が15・7%、同25日放送の第2話15・1%(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、18年1月期のドラマの中でも1、2を争う高水準で推移している。

 視聴者に支持されている要因の1つが、体を張った木村のアクションだ。切れの良いアクションへ称賛の声がある一方、木村自身「ボディーガードという職業柄、過剰な攻撃はできず、相手を押さえることしかできないので気をつけるようにしています」と語っているように、攻撃を受けて体を痛めながらも相手を押さえ込む、痛みを感じさせる生々しい演技も視聴者の共感を呼んでいる。ツイッター上では「お体に気を付けてください」などと、木村の体調を気遣う声も出ているほどだ。

 高さ50メートルの橋の上でのアクションシーンという“大勝負”で、視聴率が過去2話をさらに上回るか、注目だ。