歌舞伎俳優松本幸四郎(45)が10日、福島市のパルセいいざかで行われた東日本大震災復興祈願「歌舞伎シアター バーチャル座in福島」に登場した。 

 市川染五郎時代の16年に米国ラスベガスで上演した新作歌舞伎「KABUKI LION獅子王」を最新技術を駆使した映像で上映し、その後のトークイベントで幸四郎は「明日11日で大震災から7年目。その前日に福島に公演に来られたことに大変ありがたいことと思っております。皆様に本当に、多くの多くの笑顔が絶えない日々になっていただくことを願っております。私自身の役割は、自分自身の唯一の得意技であります、お芝居をする、歌舞伎をするということで、皆様に少しでも多くの笑顔をご提供することができれば、と思っております」と話した。