V6井ノ原快彦(41)が、NHK「あさイチ」が始まった当初は視聴者から苦情や批判が殺到していたと振り返り、「そのおかげで3人の絆が深まった」と語った。

 2010年3月の番組スタート時からMCを務めてきた井ノ原。有働由美子アナウンサー、柳沢秀夫解説委員とともに30日放送をもって卒業となり、後任の博多大吉らに引き継ぎを行った。

 「思い返してみると、今こうやってみなさんに観ていただいて、いい番組だとか言ってくださるけど、最初の頃にはコテンパンに言われたもんだなぁと」としみじみと振り返ると、ともにMCを務めてきた有働由美子アナウンサーも「何をやっても『そんなネタはやらないでください』とか『そのセットがNHKらしくない』とか、『あなたが出てると観たくない』っていっぱい来て……」と苦情が多数寄せられていたことを明かした。

 しかし井ノ原は「そういう厳しいご意見は本当にありがたいと思った」と感謝。「そのおかげで3人の絆というか、『いや、いいよ。関係ない。がんばろうよ』っていう絆が深まったので、それでここまで来られた」と語った。