女優の真矢ミキ(54)が、宝塚歌劇団の“男子禁制”の実情を明かし、物議をかもしている大相撲の“女人禁制”について自身の考えを述べた。

 6日放送のTBS系「ビビット」は、舞鶴市で行われた大相撲春巡業で人命救助のため土俵に上がった女性に対し「女性の方は土俵から下りてください」と場内アナウンスされた問題を取り上げた。

 大相撲の女人禁制とされる慣習から生じた今回の問題を受け、真矢は同様に男子禁制とされる宝塚の実情について尋ねられると、「神事ではないので意味がちょっと違ってくるんですけど」と断った上で、「スタッフの方、照明の方だったり衣装のクリーニングをしてくださる方で男性陣は入って来ています。男子禁制とはなっていますけど」と明かした。

 また真矢は、14年に行われた宝塚の100周年式典で数年ぶりに古巣を訪れた際、自身の現役時代とは少しずつルールが変わっていることに気づいたという。「そこの通路が通ってはいけなくなっているとか、ルールっていろいろ歴史とともに増えていくんですよ。その時に先頭に立っている人が、その時に良いように改善するんじゃなくて、どんどん足していく形になっている」と指摘し、「やっぱり一回、OGとかが集まったときとかに現役の人と『やっぱりここは今、時代にそぐってないよね』とか『ここは要らない』とか。特に相撲界は理事の方がみなさんOBの方なわけですから、(ルールの見直しを)やられたらいいのにな」と語った。