音楽プロデューサーのつんく♂(49)が、自身の“黒歴史”とされるお笑いコンビFUJIWARAをプロデュースした当時を振り返った。

 つんく♂はシャ乱Qのボーカルとして92年にメジャーデビューし、97年からはモーニング娘。のプロデューサーとして活躍。一躍売れっ子プロデューサーとなったが、モー娘。以前にFUJIWARAのプロデュースをしていたことは世間ではあまり知られていない。94年に自身初プロデュース作となる楽曲「明日が来る前に」をFUJIWARAに提供したがヒットには恵まれず、“黒歴史”とされてきた。

 20日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」でこの初プロデュースが「大失敗の過去」と紹介され、つんく♂も「僕的には全然イケてたんですけど、アイツらが歌ヘタすぎたんかな」と語っていた当時のVTRがオンエアされた。

 しかしつんく♂は26日にツイッターで、「当時のインタビューのネタとして『歌下手すぎ』とか発言したが、実際原西は下手じゃないしフジモンもよく声が出てた」と、当時の発言はメディア向けのリップサービスだったとした上で、FUJIWARAの歌唱力も評価。「『明日が来る前に』もすごく良く出来ててアイツらの無邪気な歌に当時とても癒やされた」と振り返った。