演歌歌手の岩本公水(43)が29日、都内の「きゅりあん大ホール」で品川区主催の「民舞民謡大会」にゲスト出演した。

 地元の舞踊団体をバックに、昨年8月にリリースした「品川音頭2017」を熱唱。78年に都はるみの歌唱で発表されて以来、区民に愛されてきた楽曲のリニューアル版で会場を盛り上げた。

 メロディーや振り付けが覚えやすく、区内では老若男女に親しまれている。岩本自身、特別な思い入れを胸に歌い続けてきた。「発売から1年間、品川区とともに歩んできた大切な曲。40年前に都はるみさんが発表し、今お休み中ということで、新しくなったこの曲を私が継承する役割をいただきました。大変意味のある曲です」。

 今夏も品川区内の催しに引っ張りだこで、15日に八潮地区、22日には荏原地区で「品川音頭2017」を歌う予定だ。