元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、俳句盗作疑惑をあらためて否定した。

 東国原氏は6月7日放送のTBS系「プレバト!!」で披露した俳句が、過去に新聞に掲載された別の作品に酷似しているとネット上で指摘され、4日深夜にツイッターで「正直、大変驚いています。結論から言います。僕は、このご指摘の俳句、全く知りませんでした」と盗作を否定した。さらに「しかし、ここまで似ると最早、盗作と言われても仕方無い状況です。ましてや、宮日新聞に掲載されたとなると更に疑念を持たれるのは致し方無いと思います」とした上で「宮日新聞に掲載された俳句の作者には、大変ご迷惑をお掛けしたのでは無いかと思います。全く承知していなかったとは言え、結果的に類似句になってしまったのは私の至らなさ・責任だと思います。大変申し訳有りませんでした」と謝罪した。

 5日のツイートでは、酷似していると指摘された句が新聞に掲載された当時の自分のスケジュールを明かした上で「その日、僕は宮崎にはいません」「宮日新聞を東京に取り寄せたりは一切しておりません」と疑惑を否定していた。

 一方で、自分が俳句の単語やフレーズなどを書き留めているノートを確認したところ、今回問題となった句に用いた単語が、新聞掲載日より以前に記してあったとし「こちらは、更なる精査が必要です」とした。