パラサポスペシャルサポーターの稲垣吾郎(45)が16日、千葉ポートアリーナで開催された車いす(ウィルチェアー)ラグビー日本選手権大会にスペシャルゲストとして登場した。

同大会は今年春に配信したパラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」の寄付金活用事業の一環。稲垣は、日本代表チームの若山英史から車いすラグビーについてのレクチャーを受け、競技用車いすに乗りタックルも体験した。

競技用の車いすに乗った稲垣は「安定感がありますね」と笑顔。先日、車いすバスケを体験したということで、車いすをうまくコントロールして会場を沸かせた。

車いすで激しくぶつけられるタックルを受ける前は「接触に弱いんで」と弱気な一面を見せたが、タックルを受けると「衝撃とかすごい。浮きました。これはすごいね。楽しい楽しい」と笑顔をみせた。

選手たちのデモンストレーションも見学。若山の解説を真剣な表情で聞き入った。また、タックルで選手の車いすが転倒した際には、選手のもとに駆け寄り「大丈夫?」と心遣いを見せていた。