元欅坂46の今泉佑唯(20)が、常盤貴子(46)主演のTBS系連続ドラマ「グッドワイフ」(日曜午後9時)に出演することが16日、分かった。17日放送の第7話に出演する。

劇中では、ある会社の秘書を演じる。常盤演じる主人公、蓮見杏子と小泉孝太郎(40)演じる多田、北村匠海(21)演じる朝飛が、交渉の行方を左右する重要な情報を確かめるシーンで登場する。ワンポイント出演のため撮影も短い期間だったが、今泉は常盤ら出演者、スタッフたちと笑顔で話し、撮影後は「常盤さんがすごく優しくて気にかけてくださってうれしかったです」と話した。

昨年11月に欅坂46を卒業して以降、初のドラマ出演となる。「ドキドキというか…今まではずっと周りにメンバーの誰かがいたのですが、それがなくなったので不安な気持ちもあります」と心境を明かしたが、「でもお芝居が好きですし、これからどんどん演技をやっていきたいと思っています。表現力を磨いていきたいです」と意気込んだ。

春には舞台「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」(クールジャパンパーク大阪TTホールで3月28~31日、東京・紀伊国屋ホールで4月5~21日)の出演が決まっており、「卒業後初めてのドラマでドキドキ緊張していたんですが、これから女優として前に進んでいけたらいいなと思っています」と誓った。

同ドラマの原作は、リドリー・スコットが製作総指揮を務めて、09年から7年間アメリカで放送された「The Good Wife」。法廷ドラマを中心にしながら、政治と家庭の両面を鋭く描き、そのリアリティーと劇的な展開から全米で大人気を博した。常盤は同系「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」以来、19年ぶりに日曜劇場の枠で主演を務める。常盤演じる夫がスキャンダルで逮捕され16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見が、困難に立ち向かう姿が描かれる。