アニメ・ゲーム化されるなど人気の漫画「遊☆戯☆王」シリーズの作者、高橋和希氏が、インスタグラムでの発言で物議をかもし、謝罪した。

高橋さんは15日、制作スタジオ「スタジオダイス」のインスタグラムで、「遊☆戯☆王」関連商品の発売日を告知するとともに、同作のキャラクターに「ホント…日本て住みづらくなっちゃった…」「独裁政権に未来は暗黒次元(ダークディメンション)!」などと語らせたそのイラストを公開した。

そのイラストの内容については「7月21日に選挙があるので投票している王様イラストにアレンジしました!」と説明した上で、「本当に今の売国政権で日本の未来は大丈夫かと思うわ! ヤバイ~~!!」とコメントし、「アテム『決闘者のみんな!今こそ正義の一票スタンバイだぜ!!』」と、やはりキャラクターに発言させる形で呼びかけた。

この投稿は賛否を呼び、高橋氏は16日、「なにやらお騒がせしております。いろいろ意見を頂き、キャラクターに政治的表現をさせてしまった事、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪したが、当該投稿は削除せずそのまま残している。