吉本興業の岡本昭彦社長(52)が22日、都内で、宮迫博之(49)田村亮(47)らによる反社会勢力を相手にした闇営業問題に端を発した一連の騒動について、記者会見を開いた。

宮迫・亮会見では7月18日、突然書面で「二者択一を迫られた」と発言していた。だが、吉本側はそこまでにやりとりがあったとし、意見が食い違う。法務担当の説明では、食い違いのままだった。

コミュニケーション不足を聞かれた岡本社長は「そうです」と認めた。「弁護士同士の話になっていた。先方弁護士から直接話すことを止められていたので、直接連絡は取っていない」と説明した。

弁護士通しの話になってはいたとはいえ、そこには吉本が掲げる「ファミリー」の感覚は感じられなかった。