4人組ロックバンドKANA－BOONは12日、6月13日に一時音信不通となり、無事帰宅も同19日、音楽活動の一時休止を発表していたベース飯田（めしだ）祐馬（29）が脱退すると発表した。

飯田は公式サイトを通じコメントを発表。「応援してくださったファンの皆様、関係者の皆様、この度は僕の個人的な理由により、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ございませんでした。病院で精神的な病気だと診断されて、しばらくお休みをいただいていましたが、その病気が治るまでに何ヶ月かかるのか、それとも何年もかかってしまうのか、はっきりとは分かりません」と精神的な病気と診断されたと明かした。

その上で「そんな状態で、応援してくださるファンの皆様やメンバーをこのまま待たせてしまうことや、僕の好きなKANA－BOONの活動がこのまま止まってしまうことが一番嫌なので、脱退という形が今できる自分の最善の選択だと考えました」とつづった。

飯田は「メンバーと出会って12年。KANA－BOONに加入して8年。家族以外でこんなに長い間一緒に泣いたり笑ったり、感動したりした人たちは他に居ないです。メンバーは好きとか嫌いとかを超越した存在なので、自分が脱退するのは、今更仲が悪くなったとかそういったことが理由ではありません」とメンバーとの不仲は否定。「本当に自分よがりな選択ですみませんが、KANA－BOONが次に進むためには今はそれしかないと考えているので、この選択に後悔はありません。メンバーのおかげで、そして応援してくださる皆様のおかげで、今まで最高の時間を過ごすことができました。僕にKANA－BOONという居場所をくれて本当にありがとうございました」（コメントは原文のまま）とメンバーに感謝した。