8日のテレビ朝日系「ミュージックステーション」(金曜午後9時)が、先月3日以来1カ月ぶりに生放送されることが7日、分かった。MCのタモリ(74)と並木万里菜アナウンサー(24)も生出演し、リモート出演のアーティストとトークを交えて進行する。

8日の放送には、RADWIMPS、小沢健二、ゴスペラーズ、スガシカオ、Superfly、Toshlの6組が出演。新型コロナウイルスの感染拡大により、同番組は先月14日から(10日は放送なし)過去のVTRやアーティストからのメッセージで構成する特別編を放送していた。

RADWIMPSは「Mステ」出演のために新曲(タイトル未定)を制作。野田洋次郎は「COVID-19は僕たちからたくさんのものを奪っていったと同時に、たくさんの気づきも与えてくれています」とし、「日常がいつか戻って来たとして、それは今までとは違う新しい世界なんだと思います。企業や社会の仕組み、教育現場、政治のあり方。これからを生きる僕たちが、どんな世界にしていくのか。みんなが想像し、創造できるようにと願って作りました」。新曲は鋭意製作中で、4日の時点では完成しておらず、「(披露するのが)不思議な気持ちです。希望をたくさん込めて、歌います」と意気込みを語る。

自宅から「流動体について」の演奏動画を届ける小沢健二は「“家での撮影はこうでも良いのではないか?”というちょっとふざけた撮影」になっているとコメント。ゴスペラーズは「ひとり」を手洗いソングにした替え歌「手を洗おう」を披露する。村上てつやは「医療関係の方々だけでなく命に向き合うお仕事の方々、そして生活に関わるあらゆる分野で今も働かれている方々に感謝の気持ちを込めて歌います」と話した。

スガシカオは「Progress」、Superflyは新曲「Together」を初披露。Toshlは中島みゆきの「時代」をカバーする。