大島優子「裸で向き合う」石井監督も驚く初不倫妻役

女優大島優子(31)が、石井裕也監督(36)の最新作「生きちゃった」(今秋公開予定)に出演し、初の“不倫妻”役を演じることが13日、分かった。

石井監督脚本のオリジナル作で、主演の仲野太賀(27)演じる山田厚久の幼なじみの妻・奈津美役。5歳の娘を持ち平凡な生活を送りながらも、ある日不倫相手との情事を夫に目撃されてしまう。幼なじみの武田(若葉竜也)を含めた3人の関係がゆがみ、予期せぬ展開が起こっていくという人間ドラマだ。

17年の日本テレビ系ドラマ「東京タラレバ娘」で不倫をする役を演じたことはあるが、今作は女性として、母親としてさまざまな葛藤を抱え、精神的にも追い込まれていく難しい役柄。石井監督は「きっと多くの役者が避けるであろう重く苦しい役」という。

それでも出演依頼を快諾した。石井監督はある重要なシーンでの演技に特に驚かされたといい「見ていてゾッとして、演技なのか狂っているのか分からなくなって怖くなった。監督人生で初の経験。大島さんがずっと抱えていたものが爆発したんだと思います」。

大島は「この作品を通じて、役に“裸”で向き合うことの大切さを学びました」と、体当たりで撮影に臨んだことを明かした。初の“石井組”参加で信頼を深め「監督とつながりながら、むき出しであり続けるという、私にとって初めての挑戦でした」と新境地を見せる。

同映画は中国、香港、台湾、マカオなどでも上映予定。

■朝ドラ「スカーレット」で好演

○…大島は、14年6月にAKB48卒業以降もさまざまな役を演じてきた。映画「紙の月」では、主人公の同僚銀行員役で15年の日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。昨年1月には舞台「罪と罰」で主人公に手を差し伸べるソーニャ役。最近では、3月まで放送のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で、戸田恵梨香演じるヒロイン喜美子の幼なじみ・照子役を好演。今回は、17年夏から約1年間の米国語学留学から帰国後、初の映画出演となる。