THE RAMPAGE川村壱馬(23)の初のフォトエッセー集「SINCERE(シンシア)」(幻冬舎)が、6日付オリコン週間“本”ランキングの写真集ジャンルで、特別限定版が1位、通常版が2位と、“ワンツーフィニッシュ”を決めた。

川村は、EXILE TRIBEの中でも勢いに乗るグループで、ラップも得意とするボーカリスト。今回のフォトエッセーでも見せているクールな表情が印象的だが、内面はかなりの“熱男”だ。

出版社担当者によると、今回の作品も川村自らが、A4用紙びっしりに手書きで書き込んだ企画書を持参して制作に臨んだという。確かに取材やインタビューで話を聞いても、常に熱のこもった、むしろ熱すぎるくらいのコメントが出てくる印象だ。

昨年、メインキャストを務めた映画「HiGH&LOW THE WORST」公開時にロングインタビューをした際も、そんな川村の姿を見た。物心が付いた頃から「将来、俺はテレビに出ていると思っていたんです。なぜか確信があって、そういうケースも人生の中で増えていって、全てがかなってきているんです」という。

また、本格的に俳優の道も歩み始めているが「歌、ラップ、ダンス、役者と全部に妥協したくない。アーティストとしても120%、役者としても120%という気持ちで向き合っていきたいですし、本物の表現者になっていきたい」と何の曇りもなく、まっすぐに語る姿に圧倒されたことを覚えている。

今回の1位・2位独占の結果で、人気も着実に得ていることを実証した。グループとしても個人としても勝負時だが、どんな道を、どんな熱さで歩んでいくのか。今後も楽しみに取材していきたい。【大友陽平】