個性派俳優ムロツヨシ(45)が、フジテレビの連続ドラマ「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」に初主演する。
深夜枠とはいえ3月28日から異例の6夜連続となる。豪華俳優陣が脇を固める。今回、情報解禁されたゲスト俳優は、黒田福美(64)、高杉亘(56)、平泉成(76)、高橋ユウ(30)、ビートきよし(71)、高橋ひとみ(59)。
ムロ演じる漫画家・セイノとゲスト俳優とアドリブも交えた絡みは必見だ。
清野とおる原作の漫画「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」をドラマ化した。今まで足を踏み入れたことのない街を実際に歩いた経験から作られている。黒田らゲスト俳優が登場するのは1~3話となる。
▼あらすじ
★1話(上中里編) 東京・赤羽在住の漫画家・セイノは、ふと地図を見て「知らない街ばかりだな」と思い立ち、そこで見られる光景・人・物語を知らないまま死んでいくのは「なんか嫌だ」と叫び、赤羽を飛び出し、ほど近い「上中里」へ。スナックなのか喫茶なのかよくわからないレトロな店で出会ったのが、クセの強い店主(黒田福美)。彼女に勧められたメニューに感激し、ついプライベートなことまで話し込んでしまうセイノだったが、慌てて店を飛び出すことになってしまった。
住宅街には、何かの跡とおぼしきレンガの壁を発見する。住人たちは口々に「何にもないところ」だというが、セイノは気になっていた食堂兼居酒屋へ。そこで常連客(高杉亘)らとごきげんに歌うなど一日満喫してしまう。
★2話(国道編) セイノは、時間が止まったかのような国道駅(横浜市)を堪能しながら街中へ。実はここが、薩英戦争の引き金になった「生麦事件」の現場近くだったことを知る。地元の名士(平泉成)が作ったという「生麦事件参考館」を訪れるも、中は真っ暗だった。停電の中、その名士が登場し、シュールなダジャレとともに生麦事件を語りたがる。
その後セイノは、ラーメン店でなぜかナポリタンのメニューを見つけ実食、その味に感動する。夕方、レトロ感あふれる国道駅に戻ってきたセイノは、駅前の焼き鳥店へ。常連客とおぼしきおねえさん(高橋ユウ)から「なぜこんなところに来たの?」と聞かれ「歴史好きの真面目な青年」を装おうとするセイノだった。
★3話(霞ケ関編) 駅前に立ち尽くすセイノ。国会議事堂のある霞ケ関へ、と見せかけて「埼玉の霞ケ関でした~」と自身にツッコミを入れる。北口のロータリーで見つけたのが、つえをついたよぼよぼのおじいちゃん(ビートきよし)。セイノは「おいしいお店とか名物はありますか?」と尋ねると、返ってきたおじいちゃんの答えにがっかりしてしまう。
その後は、雰囲気のよさそうな団子店を見つけたり、子供たちが集まる公園でのんびりしたり、と霞ケ関を堪能しはじめるセイノ。しかし、なぜかところどころでおじいちゃんの幻につきまとわれる。気を取り直し、南口を歩くと個性的な外壁の喫茶店にたどり着く。コーヒーを頼もうとしたセイノに、ママ(高橋ひとみ)が発したのは、なぜか「かにぞうすいがおいしいわよ」だった。なぜ喫茶店にぞうすい? セイノの街歩きは続く。
知らない街歩きを続けるセイノだが、その行く先々で、謎の男の写真が飾られていた。なぜ、セイノと同じ動きをしているのか。
【コメント】
◆黒田福美 生まれも育ちも東京なのに、行ったことのない街ってあるものですね。今回の上中里も初めて訪れましたが、近隣に名所がたくさんあってビックリ!駅前のスナック喫茶「サン」のおかみさん役をやらせていただきましたが、お店もご主人もとても魅力的。私たち撮影班を下町らしい人情でもてなしてくださいました。主演のムロツヨシさんとは初めてで、お会いするのを楽しみにしていましたが、さすが実力派。おかげさまで俳優としても楽しい仕事をさせていただきました。
◆高杉亘 第1話に、定食屋さんの常連客で出演させていただきました。大好きな吉村監督の下、久しぶりに歌も歌いましたが、酔っている設定なので。本当はもっと上手(うま)いんですよ~(笑い)。ムロ君とは約15年振りの共演なんですよね~。昔と変わらない人柄で、今回共演なさった方々は皆さん好印象持たれたと思います。イカン、またムロ君の好感度を上げてしまう。知らない街をぶらぶら探検、ホッコリ気分で是非ご覧くだされ。
◆平泉成 撮影、面白かったねー。実在する場所にすごい名士がいるもんですね。この企画は、役者が芝居している風に映るのも微妙だと思いまして、ドラマなのか、ドラマじゃないのかわからないくらいの感覚で、役者なのか実際の人なのかわからないようなラインでできたら、と。撮影中は雨が降っちゃったから、アドリブもちょこっとありますよ。あと、ダジャレも楽しかったです(笑い)。私自身も、散歩しながら知らないところに入っていくのが好きでしてね、このセイノと同じで。ドキュメンタリーのようなドラマです。面白いので、是非ごらんください。
◆高橋ユウ 私は、セイノとお店で居合わせたお姉さん役で出演させていただきます。お姉さん役、というのは今までもあったのですがまさかの歴女。歴史勉強しておけばよかったー!!と強く思いました(笑い)。お店の中の雰囲気と、ムロさんはじめ役者さんの皆様の雰囲気がとてもリアルで、このまま一杯やっていきたいなと思っちゃうくらいに居心地がよかったです。こういうドラマ、見ちゃうんですよね。ポーッと見れて、それでいて心が温まるんだろうなぁ、と放送が楽しみです。
◆ビートきよし 僕の役が、まさかここまでよぼよぼのじじいだとは思わなかったです(笑い)。元々コントをやっていたものだから、演じていても、いろいろ遊びたくなっちゃうんだよね。霞ケ関の駅前で、牛歩するシーンがあったのだけど、スタッフが笑いをこらえきれなかったようで。それを見ちゃうと、また遊びたくなっちゃう。もっと笑いを取りたくなっちゃうんだよね。でもドラマだから、我慢しましたよ。ムロさんは気さくな方だよねー。スタッフも若くなりましたね、現場の雰囲気もすごく良くて、和気あいあいで、楽しかったです。
◆高橋ひとみ 自分がこの喫茶店のママになった気分でやらせていただきました。本物のママに似た髪形も作っていただいて。今回の企画は、とにかく細部にわたってリアルです。セットとは違い実際に営業しているお店で、皆さんが協力してくださってね。お芝居しているという感覚がなかったので、見ている方も、気づいたら“なんだ、高橋さんがやっていたんだ!”という感じかもしれません。ムロさんとは初共演だったのですが、緊張させない方ですね。あと、ムロさんは理数系だから見ているところが違うんですよ。スタッフの動作から椅子の位置まで…頭がぐるんぐるんと動いていてすごく面白かったです!



