日韓含む多国籍7人組ボーイズグループ、ENHYPEN(エンハイプン)が6日に「BORDER:儚い」で日本デビューした。リーダーJUNGWON(17)と日本人メンバーのNI-KI(15)がこのほど、日刊スポーツの単独インタビューに韓国からリモートで応じた。

同シングルは、オリコンの週間ランキングで初登場1位を獲得したばかり。JUNGWONは「日本でデビューして、すぐにいい成績をあげることができて驚いています。まだ実感がわいていません」と喜んだ。

シンクロ率の高いダイナミックなダンスが人気を集めている。同じ7人組で、世界中の音楽シーンを席巻するBTS(防弾少年団)について「BTS先輩のことを本当に目指して、一生懸命練習しています」。NI-KIも「いつかBTS先輩のようなパフォーマンスで、影響を与えられるチームになりたい」と決意を語った。

今後の目標について「本当にENGENE(ファンの通称)の方々には感謝しかない。この感謝の気持ちをもっとかっこいい音楽で恩返ししたい」。JUNGWONは「(コロナの)状況が良くなったら日本に行って、ENGENEの皆さんにお会いしたい。東京ドームでコンサートをするのが目標です!」と意欲を示した。【佐藤勝亮】

◆ENHYPEN(エンハイプン) BTSが所属する「HYBE」などによる、超大型プロジェクト「I-LAND」から結成した7人組。昨年11月30日に韓国デビュー。グループ名には、記号の「ハイフン」のように、異なる環境で人生を歩んできた7人がつながり、お互いを発見し、ともに成長するという意味などが込められた。