King&Prince高橋海人(22)が、映画「アキラとあきら」(三木孝浩監督、8月26日公開)に出演することが8日、分かった。老舗海運会社の御曹司で、会社のかじをとる社長役に初挑戦する。

同作は、累計70万部を超える池井戸潤氏の人気小説が原作。育った環境や性格が全く違う山崎瑛(アキラ=竹内涼真)と階堂彬(あきら=横浜流星)がメガバンクに同期入社し、良きライバルとして危機的状況に立ち向かう。高橋は階堂彬の弟、階堂龍馬を演じる。優秀な兄に対しコンプレックスを抱きつつ、兄が跡継ぎの座から下りたため若くして社長となるが、親戚同士のたくらみに巻き込まれ苦悩していく役どころだ。

King&Princeで最年少の高橋は、昨年放送のTBS系ドラマ「ドラゴン桜」をはじめ、これまでも高校生役を演じることが多かった。若社長役は新境地へのチャレンジだ。既に撮影を終えており「龍馬は劣等感を感じている人物で、僕自身も自分に自信がなく共感できる部分があったので、その気持ちを大切にしながら演じさせていただきました」と明かした。

兄弟役の横浜について「流星くんは、不安そうにしているといつも声を掛けてくれてうれしかったです。こんなお兄ちゃんがほしかったなと思いました!」と感謝した。「お仕事や何かを頑張ることに対してネガティブに捉えている人たちも、明日からまた頑張るぞ!という熱くて勇気の出る作品になっていると思います」とアピールした。