松本潤主演のテレビ朝日系連続ドラマ「となりのチカラ」(木曜午後9時)の17日放送の第7話平均世帯視聴率が8・6%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・6%だった。

世帯平均視聴率は初回11・5%、第2話10・2%、第3話は8・7%、第4話8・9%、第5話8・2%、第6話7・9%だった。

思いやりと人間愛は人一倍だが何をしても中途半端で優柔不断な男、中越チカラ(松本)がマンション住人らの悩みを解決し、強いつながりを持っていく姿を描く社会派ホームコメディー。

灯が「これ以上、チカラくんといたくないの」と告げて実家に戻ってしまった。お隣さんや他の住人にはあっても、わが家には何の問題もないと思っていたチカラは、なぜ灯が出ていってしまったのか、見当もつかなかった。

子どもたちに「これからどうなるの?」と問い詰められて困り果てる中、娘の美園(成海璃子)と孫の教育方針を巡って対立した道尾頼子(松嶋菜々子)が「今夜、泊めて」と現れたり、祖母の清江(風吹ジュン)の認知症進行が心配な柏木託也(長尾謙杜)が「大学行くのやめようかと思って」と相談に来たり…と、相変わらず住人たちは騒がしい。その相手をするのに精いっぱいで、自分の家庭の問題に向き合えずにいた。