宝塚歌劇団は2日、7月29日から上演を取りやめている月組公演「グレート・ギャツビー」(兵庫・宝塚大劇場)について、公演中止期間を14日まで延長すると発表した。

また、8日予定の新人公演も中止が決まった。

同公演をめぐっては、公演関係者から、新型コロナウイルス感染者が確認され、7月29日以降2日までの上演を中止。3日の休演日をはさみ、4日以降の上演は未定だった。

同公演は、月組トップ月城かなとが主演し、当初は7月16日に開幕予定だったが、稽古期間中に公演関係者から感染者が出て、初日を22日に遅らせて上演開始。6日遅れて幕を開けたものの、その後、感染者が確認され、29日から休演となった。また、開幕延期にともない、新人公演も2日予定から8日へ振り替えとなっていた。

劇団では、感染予防対策を徹底し、公演関係者全員に検温とともに、定期的なPCR検査も継続している。

宝塚大劇場公演は8月22日まで、東京宝塚劇場は9月10日~10月9日までの日程になっている。