フリーキャスター丸岡いずみ(51)がBS日テレで2月5日にスタートする声優オーディション番組「崖っぷちからの脱出 声優!一発逆転オーディション」(日曜深夜0時、全7回)でMCを務めることが1月30日、分かった。

仕事に恵まれない“崖っぷち”の声優10人が、優勝賞金100万円と新たな仕事のオファーを求めてさまざまなミッションに取り組むサバイバル番組。

丸岡自身も、これまでの人生でさまざまな“崖っぷち”や“想定外の波乱”を経験してきた。

関西学院大を卒業してアナウンサーとして入社した北海道文化放送では、なぜか!?アイドルとしてCDを発売。“本業”のアナウンサーとしても失敗続きで「ビリアナ」のレッテルを貼られた。

その後に中途入社した日本テレビ時代には、「情報ライブミヤネ屋」のニュースコーナーでMC宮根誠司から「奇跡の38歳」のキャッチフレーズで美貌をいじられ、夢にも見なかったまさかの大ブレーク。一躍、時の人となった。だが、2011年(平23)の震災取材をきっかけにうつ病を発症し(後に克服)、プライベートでは結婚と離婚を経験している。

丸岡は「今回、古巣の日本テレビからお話を頂き大変うれしく思っています」と新番組MCに意欲満々。そして「番組タイトルと同じように、ある意味人生『崖っぷち』の私にだからオファーが来たのかも(笑い)」とジョーク交じりにコメントした。

ともにMCを務める同局の山崎誠アナには「安定感がある」と絶大な信頼を寄せて「視聴者の方に楽しんで頂けるよう自分自身も楽しんでMCを務めたい」と意気込んでいる。

そして「日曜の夜に崖っぷち声優の皆さんの頑張りを一緒に応援して頂き、『私も、俺も、明日から仕事頑張ろう!』と前向きに思って頂けるような番組になるはず。またアニメファンにもたまらない演出となっていますのでご期待下さい」と呼びかけている。

◆丸岡いずみ(まるおか・いずみ)1971年(昭46)8月6日、徳島県生まれ。関西学院大卒。94年に北海道文化放送にアナウンサーとして入社し99年に退社。フリーを経て01年4月に日本テレビ入社。報道局で警視庁などを担当し、「情報ライブミヤネ屋」などに出演した。12年に日本テレビを退社。シンクバンク所属。特技は水泳、書道。血液型O。