平均年齢16歳の8人組男子ダンスボーカルグループ、ICEx(アイス)が16日、東京・渋谷キャストなどでメジャーデビューシングル「CANDY」発売記念イベントを行った。

シングルは同日発売で、この日午前はグループ名にかけた奈良・氷室神社でヒット祈願を敢行。音楽や舞踊の神様を祭る同神社に、氷に見立てた水色の衣装で足を運び、おみくじの紙を氷に乗せると文字が浮かび上がる「氷みくじ」や「かき氷絵馬」に目標を書くなどして、シングルのヒットを祈願した。

続く都内への移動では台風接近による大雨の影響で乗車した新幹線が遅延するハプニングにも見舞われた。京都駅で2時間の足止めとなったのち、車内でも1時間の待機を余儀なくされていたといい、志賀李玖(19)は「(車内では)みなさんが明るい時間から待ってくれている様子の写真を見たりしていました。大変でしたが、長い時間待ってくれていることに愛を感じましたし、うれしかったです」。山本龍人(16)も「たくさんの方に待っていただいて、この愛をいつか何倍にもして返したい」と感謝を込めた。

都内でのイベントは約1時間半遅れでスタート。300人を越えるファンが待つ中、メンバーは会場近くで降りた移動車から直接ステージへ向かい、「CANDY」を生披露するなどした。阿久根温世(18)は「皆さんに支えられてデビューすることができました。この日を忘れることはないです。僕たちの曲をたくさん聞いて、たくさん愛してほしいです!」と呼びかけた。

メンバーは全員が10代で、ほとんどが中高生メンバー。夏休み期間中は全員で共同生活を送っていたといい、千田波空斗(17)は「けんかしてもリビングでみんなで話し合って解決して、それがきっかけで仲良くなることもありました。ひとつ屋根の下で過ごしてまたひとつ信頼関係が深まったなと思います」と振り返った。

グループの大目標には国立競技場でのライブ開催を掲げている。志賀は「メンバー、ファンの方も含め全員で見つめる場所は同じでありたいと思いました。絶対かなえるので、僕たちについてきてください」と決意を込め、ファンからは大きな歓声が起こった。

ICExは、大手芸能事務所スターダストプロモーション所属の若手男子俳優、タレントで構成されるアーティスト集団、「恵比寿学園男子部」通称EBiDANの1グループで、超特急やM!LKらの後輩にあたる。志賀や山本、阿久根、千田のほか、21年に同事務所が開催した「第2回スター☆オーディション」グランプリの竹野世梛、中村旺太郎、八神遼介、筒井俊旭が集まり、3月31日に「全ての愛を愛す」をコンセプトに結成した。

8月には初ワンマンライブを成功させたほか、来年3月には初の東名阪ツアーを行うことも決定済み。中村はライバルには同じEBiDANで今年デビューした龍宮城を挙げ「同期でやっていたメンバーもいるので、ライバルだと思っています」と切磋琢磨(せっさたくま)での飛躍を誓った。