俳優森田健作(74)がパーソナリティーを務める、FM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(日曜午前6時30分、24日放送)とニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(月曜午後6時20分、25日放送)の収録に、オリコン小池恒(こう)社長(58)が出演し、このほど都内で収録が行われた。

オリコンは音楽のヒットチャートで知られているが、ここ数年は「顧客満足度調査」などで実績を上げている。小池社長は「世の中で、まだ可視化できていないものを客観的なデータで可視化したかった」と話した。

オリコンは音楽市場調査会社「オリジナル・コンフィデンス」として1967年(昭42)にスタートした。01年に68歳で亡くなった小池聰行氏が創業社だ。小池社長は「父が創業しました。社名には『人気』と言う目には見えないものを可視化していきたいという意味が込められています。その際に一番重要なのは『独自性』と『信頼性』。特に『絶対的な信頼性』を持つようなデータを出していきたいという思いがありました」と振り返った。

「オリコン」の音楽ランキングは、創業から数年で芸能界に知れ渡った。森田も「事務所のサンミュージックも本当にお世話になった。僕は『さらば涙と言おう』(71年3月)が20位だったけど、その次の『友達よ泣くんじゃない』(72年1月)が確か2位まで上がったように記憶している。ただ1位は取れなかったなぁ。あの時は確か宮史郎とぴんから兄弟の『女のみち』が強かったような気がする」と苦笑いした。

小池社長は96年に副社長に就任。IT時代の波に乗って「会社の改革」を図ってきた。音楽の「デジタルデータベース」に着目、さらに調査の範囲を広げ「オリコン顧客満足度調査」もスタートさせた。きっかけとなったのは、03年にオリコンが出版した医療ランキング本「患者が決めた!いい病院」だった。「患者さんの満足度に基づいた本でした。当時は『患者さんから見たお医者さんランキング』という視点が大きな話題となり、50万部を超えるベストセラーになったのです」。森田も「これは僕も買ったよ。今でも持ってるし、確か(知事を務めていた千葉)県庁にも置いてあった」と話した。

小池社長は「マスコミからの関心も高まり、社会的反響の大きさが現在の『顧客満足度ランキング』の成功につながりました。芸能ランキングのオリコンが、不動産や保険会社のランキングをつけると言うのは何のジョークか、などとも言われたし、世間の受け取り方はさまざまでした。データは依頼主があって調査するわけではなく、オリコンが主体的に実施しています。その際は『実際にそのサービスを使っている人』、あるいは『使った経験のある人』のみのデータにしています。そこでデータとして正しいということを実感してもらい、ランキングの信頼性を知っていただいてきましたが、実は結構、時間がかかりました」と話した。