放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが23日までに、Xを更新。トランプ米大統領が、延長する考えはないとして合意しなければ「爆撃する」などとしていたイランとの停戦延長について、一転、「イラン側から提案が出され、協議が終了するまで」と期限を切らずに延長したことを受け「ホワイトハウスの食堂の新メニュー→TACO焼き」とポストした。

デーブのポストは22日午前。トランプ氏が一転延長の考えを示した後の投稿。

トランプ氏は、停戦を「延長しない」と高圧的に出たものの、結果として延長せざるを得なかった形。トランプ氏は仲介国パキスタンの要請を受けたから延長したと釈明しているが、手詰まり感は否めない。ホルムズ海峡の解放交渉をめぐっても3月から4月にかけ、解放しなければ発電所を攻撃する「石器時代に戻す」などと高圧的に出ては、イランの抵抗を受け、結局何度も期限を延長せざるとえない展開が続いていた。

米国・イスラエルの攻撃で始まった今回のイラン情勢をめぐっては、MAGA層を含め、米国内での反発も強まっている。トランプ氏としても国外での米軍の展開を短期で終えたいが、ホルムズ海峡封鎖という手段を持ち毅然と応じるイランの抵抗は続き、長期化を余儀なくされている。

デーブの指摘した「TACO焼き」は、「TACO(Trump Always Chickens Out=トランプはいつもビビってやめる)」にかけたジョーク。「TACO」は、フィナンシャル・タイムズのコラムニスト、ロバート・アームストロングウ氏の造語。トランプ関税で強権的に脅しをかけたトランプ氏が、市場の混乱を受けて引き下がることから生まれ、ウォール街などを中心に流行した。