女優原菜乃華(22)と、STARTO ENTERTAINMENTのジュニア内グループ「ACEes」の作間龍斗(23)が、映画「ないものねだりの君に光の花束を」(安藤尋監督、今秋公開)でダブル主演を務めることが18日、明らかになった。
NHK連続テレビ小説「あんぱん」で見せた堅実な演技力を持つ原と、日本テレビ系「月夜行路-答えは名作の中に-」など話題作への出演が続く作間。若手実力派の2人で、10代から支持を得る人気小説が実写化する。
原作は興行収入45億円を記録した映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(23年公開)の作者・汐見夏衛氏の同名小説。“普通”がコンプレックスの影子(えいこ=原)と、人気アイドルとして活動し“特別な”存在の同級生・真昼(作間)という対極な2人が、お互いが持つ自分にはないものに引かれ合い、絆を深めていく物語。一緒に図書委員を担当したことを機に心を通わせ、“特別”に見えた真昼から壮絶な過去を打ち明けられる。
原は今作を「誰かを想うことの本質」が描かれた作品であるとし「足りないものを補い合うように出会った二人が、寄り添い、時にぶつかりながらも、相手と自分自身を受け入れていく姿に心動かされました」とコメントを寄せた。
作間は“光と影”が同居する役どころ。「この作品に携わる中で、大切な人の背中を微力でも押せる存在でありたいと、改めて強く感じました。日々を懸命に過ごしている方々に、この作品を通して光を届けられたらうれしいです」と呼びかけた。
作間自身も現役アイドルだが、芸能活動14年目にして映像作品でアイドル役を務めるのは初めて。「これまでに感じたことのないものを経験しました」と経験値を積み上げた。
安藤監督は、これまでに映画「僕は妹に恋をする」(07年)などを手がけ、今回は「月と雷」以来、約9年ぶりの長編映画。若者の揺れ動く心情や輝きの描写に定評があり、今作は恋愛とはまた異なる2人の「希有な関係」の距離感、描写に留意しながら撮影にあたったという。「原さんと作間さんは、実に繊細に、そして感情豊かに演じて下さいました。かけがえのない二人となってゆく過程を、みなさんにも見守っていただけたらと思っています」と願いを込めた。



