エフフォーリア、ヴェラアズール、デアリングタクトなど、名だたるG1馬に出資してきたKAZFORIA氏が、出資馬を選択する上での着眼点を解説します。(毎週火曜日、木曜日更新予定)
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クラブの募集馬カタログには馬の生年月日も書いてあるが、馬選びにはこれも考慮した方がいいのだろうか?
ご存じの方も多いだろうが、日本のサラブレッドは、ごくたまに6月生まれの馬もいるが、ほぼ1月から5月の間に生まれる。3月生まれを標準として、1、2月生まれを早生まれ、4、5月生まれを遅生まれと言ったりするようだ。
馬の寿命を考えれば、馬の1か月は人間の3、4か月に相当し、早生まれと遅生まれでは人の1年程度の違いが出ることもある。生まれが早い方がそれだけ早く成長して早く育成でき、デビューも早まる可能性が高いだろうし、早生まれの馬の方が好まれる傾向にあると思う。
ただこれはあくまで原則論に過ぎず、早生まれでも体が小さい馬もいれば、遅生まれでも馬格に恵まれている馬もいる。
確かに早生まれの方が一般的に有利だろうが、遅生まれでも募集時の測尺(体高・胸囲・管囲)と馬体重から十分な馬格に成長できそうであれば、それほど不利はないと思うし、遅生まれの方が一般的に人気が低いので、出資しやすいというメリットもある。
デアリングタクトも4月15日の遅生まれの馬で、育成には時間がかかり11月デビューだったがその後大活躍してくれた。
そこで、馬選びでは馬体重の方を重視し、生年月日はあまり考慮しないようにしている。



