【前検リサーチ】

新ボート2節目の前検は、スタンド側からの横風が3~4メートル吹いた。

田中信一郎が、初日メイン12Rひふみんドリーム戦の1枠に座る。約1年8カ月ぶりの徳山参戦となる。前回19年3月の一般戦では、初日DR戦で勝利を飾り、勢いそのままに優勝した。今節の相棒は、48号機に決まった。前回使用者の原田篤志は、その2回前に使用した西田靖のペラの形にてこずった。「(原田)篤志が苦労していたエンジンだし、特訓でも下がっていた」と手応えに不満をもらした。早くも調整に追われた。

前検1番時計は、森定晃史が6秒85をたたき出した。「行き足も良かったし、余裕があった」とこちらは手応えをつかんだ様子。また、前回優勝(羽野直也)エンジンの41号機は繁野谷圭介が引いた。「気になるところはない」と笑みを浮かべた。一方、優勝候補の1人、岡崎恭裕は気配面の上積みが必要だ。