日本はFW大迫のゴールで中国を下して、最終予選初勝利を収めた。
森保監督は試合後、日本メディア向けにオンラインで取材対応を行った。主な一問一答は以下の通り。
-オマーン戦から、どう選手のメンタル回復を試みたか
森保監督 少しでも体力を回復してもらうことと、オマーン戦の成果と課題を整理して今日の試合に向かうことを働きかけた。選手だけでのミーティングも開いてくれた。オマーン戦のときも、最終予選に懸ける覚悟がなかったわけではないけど、相手が結果的にも上回っていたということで、さらに覚悟を強く持って、W杯への強い思いをもって結果を、と伝えた。
-負傷でなく、戦術的な交代は考えなかったのか
森保監督 終盤に向けてパワーを落とさずに戦おう、ということで選手交代をした。古橋については、交代のタイミングを考えていたときに、ちょうど、残念ながらケガをしてしまった。その他の交代についても、ケガもあったが、最後に勝ちきるため、パワーを上げていくための交代のカードを切った。
-オマーン戦の前日会見より、中国戦の前日会見のほうがリラックスした表情だった。オマーン戦の敗戦を受けて、気持ちの変化があったのか
森保監督 オマーン戦の後、ほぼニュースは見ていない。いろんなことを書かれているだろうと、知人からの連絡で想像はついた。私の職については、1戦1戦、生きるか死ぬかがかかっていると思っているので、覚悟は常に持っている。最終予選は2次予選とは違う戦いになるので、(初戦のオマーン戦前日は)緊張感が表に出たのかなと思う。中国戦に向けて、自分の中ではあまり変わった感じはないが、より自然に、厳しい戦いを受け止めて、自分らしく仕事をしていこうと、変わっていったかな。
-10月のサウジアラビア戦、オーストラリア戦に向けて、選手に話したことは
森保監督 オマーン戦と中国戦をふまえて、自分たちのコンディションを整える、覚悟で相手を上回って戦っていく準備が、まずは必要かなと思う。選手の力や連係連動を100%発揮すれば、より高い確率で勝てる。サウジアラビア戦は暑い中で戦わないといけないと思うので、オマーン戦のように、自分たちがやろうとすることと実際のプレーでギャップが出ないように、しっかりと意思統一をして、いい距離感で連係、連動ができるように準備しないといけない。
-敗戦をどう受け止めて前に進んでいるのか
森保監督 勝っても負けても、過去の課題をポジティブ変換して次に向かえるよう、常に思っている。オマーン戦の反省はいろんなことを考えた。9月の海外組は移籍問題だったり、所属先でもプレシーズンでいろんな戦術を学んでいる中だったり。国内組も夏場の厳しいところを乗り越え、疲労がちょうど出てくるところで招集して、試合をしなければいけない、という部分の難しさを感じた。不測の事態でも選手を入れ替えながら戦えるということは、選手自身が結果をもって見せてくれた。追加招集組も違和感なく、スムーズに機能できる。技術的なすばらしさもあるけど、人間的なすばらしさも今回は見せてもらった。

