【コロンバス(米オハイオ州)=佐藤成】日本代表(FIFAランキング17位)は国際親善試合で米国代表(同15位)に0-2で完敗した。攻撃の切り札となMF三笘薫(28)は1点を追う後半17分から左MFで出場したが、見せ場を作ることはできなかった。
自身のプレーについて「攻撃でいい形にするのに1対1で負けたり、なかなかえぐれなかったり、1対1まで入れないというところで、最後のところは質が足りなかった」と悔やんだ。
米国遠征2試合ともに無得点というのは痛かった。
「攻撃のところでもボール回しているだけのところもあるし、シュートまで行けていないのが現状かなと思います」
機先を制することができず、前に出たところで相手にスペースを与えてしまい、カウンターを浴びた。
3月の最終予選以来となるコアメンバーが顔をそろえ、連係面での不足があったかもしれない。しかし、そこへの難しさを問われると「関係ないと思います。自分たちが足りなかった」と否定した。
相手のフォーメーションが同じ3-4-2-1という“鏡映し”の「ミラーゲーム」。この日は後半から4-4-2に並びを変えることでミスマッチを作り出そうとしたが、思うような展開に持ち込めなかった。
「1つ崩せないとはまってしまうところもある。逆もそうですけど。ピッチの中で個人が解決していくところだし、後半から変えましたけど、チームとして変えていく必要があると思いますし、悪いところが出たと思います」と振り返った。
ただ、どういう戦術や試合展開であれ「最終局面でどう崩すかは個人の問題が大きい」。その上で「全然、自分のレベルが相手の所を上回れてれていないだけ、自分がもっと違いを出さないといけないけど出せていない」と反省した。
来月はパラグアイ代表、ブラジル代表という南米の強豪との2試合。「チームに帰って結果を出すことだったり、しっかりコンディションを上げていくことが必定。10月はもっと強度の高い相手になってくるので、選ばれれば、自分たちがもっとシュートまで持っていったり、点を取りたい」と誓った。

