浦和がJ1第1ステージ優勝を決めた。3月7日に開幕した今季前半を振り返り、喜びをかみしめよう!
開幕戦はJ1復帰の湘南を3-1で退け好発進!
<第1節>◇3月7日◇BMWス
| 湘南 | 1 | 1-1 0-2 | 3 | 浦和 |
【得点者】興梠、宇賀神、那須
湘南に前半36分に先制を許したが、同41分にFW興梠が同点弾。後半30分にMF宇賀神のゴールで勝ち越し、同32分にDF那須の得点で突き放した。

- 後半、ゴールを決め浦和サポーターにガッツポーズするDF那須(右)
横断幕を解禁!阿部弾丸ミドル弾で開幕2連勝
<第2節>◇3月14日◇埼玉
| 浦和 | 1 | 0-0 1-0 | 0 | 山形 |
両チーム無得点で迎えた後半38分、こぼれ球に後ろから走り込んだMF阿部が弾丸ミドルシュートを放ち先制ゴール。これが決勝点となった。

- 浦和対山形 後半、決勝ゴールを決め、浦和サポーターとともに喜ぶMF阿部(撮影・狩俣裕三)
ブーイングなんの!西川「我慢強く」好セーブで広島完封
<第3節>◇3月22日◇Eスタ
| 広島 | 0 | 0-0 0-0 | 0 | 浦和 |
ブーイングを黙らせた。浦和の日本代表GK西川が好セーブで広島を完封した。後半16分、ペナルティーエリア手前で日本代表MF青山のミドルシュートを右手ではじいた。「今季我慢できずに失点した試合もあった。我慢強くできた」。紫色に染まった敵地をため息で埋めた。

- 後半、浦和ゴールを守るGK西川(奥)
森脇が決勝弾「奇跡が起きた!年イチかな」
<第4節>◇4月4日◇埼玉
| 浦和 | 1 | 0-0 1-0 | 0 | 松本 |
【得点者】森脇
浦和DF森脇が値千金の決勝弾を決めた。後半40分、ゴール正面右寄りから、左足でカーブをかけて左サイドネットに突き刺した。体勢を崩しながらの見事な一撃に「奇跡が起きた! 年イチかな」と自ら認めて笑いを呼んだ。

- サポーターの大声援におどけた表情を見せる浦和DF森脇(撮影・宇治久裕)
ズラタンが救った、終了間際同点ゴール
<第5節>◇4月12日◇等々力
| 川崎F | 1 | 1-0 0-1 | 1 | 浦和 |
【得点者】ズラタン
川崎Fは前半35分、ゴール前MF森谷が右足で押し込んで先制。浦和は、後半44分、右サイドからのMF柏木のFKに、FWズラタンが合わせて同点とした。

- 後半、同点ゴールを決める浦和FWズラタン(撮影・狩俣裕三)
単独首位浮上!武藤、梅崎弾で逆転勝利
<第6節>◇4月18日◇埼玉
| 浦和 | 2 | 2-1 0-0 | 1 | 横浜 |
【得点者】武藤、梅崎
横浜が前半34分、伊藤のゴールで先制。浦和は同42分武藤、同46分には梅崎が決め逆転、そのままリードを守った。勝ち点を14に伸ばし、単独首位に立った。

- 前半、ゴールを決める浦和MF武藤(撮影・狩俣裕三)
関根20歳初戦で初ゴール!武藤2戦連発
<第7節>◇4月25日◇埼玉
| 浦和 | 2 | 1-0 1-1 | 1 | 名古屋 |
【得点者】関根、武藤
20歳になったばかりの浦和MF関根は前半39分、こぼれ球を拾い、ゴール前に持ち込んだ。左足を一閃、先制ゴールを決めた。後半7分には武藤がリーグ戦2試合連続得点となるダメ押し弾を決めた。同48分に名古屋MF田中輝に1点返されるがそれ以上の反撃は許さなかった。

- 追加点を決めた浦和MF武藤(右)は槙野に祝福され、満面の笑みを見せる(撮影・神戸崇利)
梅崎「狙っていた」こう着状態破る先制弾
<第8節>◇4月29日◇中銀ス
| 甲府 | 0 | 0-0 0-2 | 2 | 浦和 |
【得点者】梅崎、ズラタン
浦和は後半29分には中央の柏木からのパスを、左から飛び込んだ梅崎が左足で押し込んで先制した「柏木からだと角度がないように見えたと思うけど、昨年のナビスコ杯でも同じような形で決めていたので狙っていた」。直後にはMF関根がエリア内で倒されてPKを獲得。いったんシュートを止められたズラタンがはね返しを押し込み、追加点を挙げた。

- 甲府対浦和 後半、浦和MF梅崎(右)は先制ゴールを奪う(撮影・山崎安昭)
ホーム17年ぶり!G大阪に完封勝利
<第9節>◇5月2日◇埼玉
| 浦和 | 1 | 0-0 1-0 | 0 | G大阪 |
【得点者】ズラタン
浦和は後半39分、ズラタンがMF宇賀神の左クロスを右足で押し込み先制。G大阪は同ロスタイム、エリア内で宇佐美が右足シュートを放ったが、西川がきっちりセーブした。9年ぶりのホームG大阪戦勝利で、完封に至っては17年ぶり。開幕9戦無敗もクラブ記録となった。

- 決勝ゴールを決め、浦和DF槙野(右)らと喜びを分かちあうFWズラタン(左)
興梠2発も仙台と4―4痛み分け
<第11節>◇5月10日◇ユアスタ
| 仙台 | 4 | 1-1 3-3 | 4 | 浦和 |
【得点者】阿部、興梠2、関根
仙台は前半8分、MFキム・ミンテが右足で決めて先制。浦和は前半終了間際、CKのこぼれ球を拾ったMF阿部が右足ミドルを決めて、同点に追いついた。後半開始とともに、浦和はFW興梠、李忠成を投入。同10分にCKから興梠、同11分には李忠成のアシストでMF関根が決めて、2点差とした。しかし仙台は同15分にFW奥埜が右足で押し込み反撃。同20分には左CKがファーに流れたところを、DF渡部が頭で押し込み同点に追いついた。さらに同35分、MF梁がゴール正面でDFをかわし、左足で勝ち越し弾。浦和も直後にMF武藤の折り返しを興梠が右足で決めて、再度追いついた。

- 後半、ヘディングでゴールネットを揺らす浦和FW興梠(左)(撮影・下田雄一)
前節の轍は踏まず…4点大勝で東京との頂上決戦制す
<第12節>◇5月16日◇埼玉
| 浦和 | 4 | 2-0 2-1 | 1 | 東京 |
【得点者】李、関根、武藤、梅崎
浦和は前半5分に李が先制、同42分には関根が追加点。後半2分には武藤が3点目を決めた。同29分に東京FW前田にゴールを許すも、その2分後に梅崎が4点目を奪い試合を決めた。浦和は開幕から11戦負けなしの勝ち点27で首位を守った。勝てば暫定首位に浮上した東京は完敗だった

- 前半、先制ゴールを挙げ、ポーズを決める浦和FW李(撮影・狩俣裕三)
O・Gの嫌な流れ払拭!鹿島に逆転勝ち
<第13節>◇5月23日◇埼玉
| 浦和 | 2 | 0-0 2-1 | 1 | 鹿島 |
【得点者】武藤、関根
鹿島は後半22分柴崎がゴール前にロングパス。これを相手DF森脇が頭でクリアしようとしたが、はね返せず後ろへ飛び、ゴールに吸い込まれ先制のオウンゴール。浦和は4分後武藤が同点のゴール。同38分に若手のホープ関根がゴールを決め、これが決勝点となった。

- 後半、ヘディングでゴールを決めた浦和MF武藤は両手を広げて走りだす(撮影・松本俊)
ペトロ監督のカミナリに発奮!後半一気逆転6得点
<第14節>◇5月30日◇ベアスタ
| 鳥栖 | 1 | 1-0 0-6 | 6 | 浦和 |
【得点者】武藤、柏木、興梠、ズラタン2、梅崎
浦和が指揮官のカミナリに応え、後半一気の6得点で圧勝した。前半は鳥栖の圧力に負け、前半22分に相手に退場者が出た後も流れを変えられず先制まで許した。これにペトロビッチ監督は「就任して3年半で、最も悪い内容」と激怒。DF槙野が「なら、後半45分間はまったく違うサッカーをしてみせるから」と言うと、前半の課題を修正。FW興梠らが中央で縦パスを受けて起点になり、いつも通りの攻撃サッカーで6得点を挙げた。槙野は「後半は最高の出来」とうなずき笑顔をみせた。

- 鳥栖に勝利し、サポーターにあいさつする武藤(左端)ら浦和イレブン(共同)
リーグ新14試合連続無敗!
<第10節>◇6月3日◇柏
| 柏 | 3 | 2-1 1-2 | 3 | 浦和 |
【得点者】梅崎、槙野、武藤
浦和がリーグ新の14試合連続無敗記録を達成した。前半1分にMF梅崎が先制弾。だが、そこから試合は柏ペースに。同6分にGK西川のパスミスを拾ったMF工藤が右足で同点ゴール。さらに同38分にはFWレアンドロが勝ち越し弾を決めた。浦和は後半23分槙野が決め再び同点とするが、同33分に再びレアンドロが右クロスに右足を合わせて、この日、2度目となる勝ち越しゴール。だが浦和はロスタイムにMF武藤が右クロスに頭を合わせてドローに持ち込んだ。

- 試合後、引き分けに持ち込む同点弾を決めた浦和MF武藤(手前左)は笑顔(撮影・狩俣裕三)
優勝持ち越しも清水撃破 連続無敗15に伸ばす
<第15節>◇6月7日◇埼玉
| 浦和 | 1 | 0-0 1-0 | 0 | 清水 |
【得点者】興梠
首位の浦和は後半7分、興梠のゴールで清水を1-0で退け、J1記録の開幕からの連続無敗を15に伸ばした。勝ち点を37にしたが、3試合を残すG大阪が神戸と0-0で引き分けて同28としたため、ステージ優勝の決定は第16節以降に持ち越された。

- 決勝ゴールを決めた浦和興梠(撮影・松本俊)
優勝決めた!史上初の無敗制覇!!
<第16節>◇6月20日◇ノエスタ
| 神戸 | 1 | 0-1 1-0 | 1 | 浦和 |
【得点者】梅崎
浦和が優勝を決めた。逆転Vの可能性を残していた4位G大阪が1-1で仙台と引き分け、アウェーで神戸と対戦した浦和は試合終了を待たずに第1ステージ制覇が決まった。浦和は1-1で神戸と引き分け無敗のままでの優勝となった。

- 前半、先制ゴールを決め歓喜する浦和MF梅崎(中央左)(撮影・江口和貴)



