広島が鬼門の万博で勝利した。最終節引き分け以上で第2ステージ優勝と年間1位が決まる。

 広島は前半0-0で折り返すと、後半10分にFKをMFドウグラス(27)が直接ゴール左に決め、先制した。

 G大阪はこのプレーで日本代表GK東口順昭(29)が右膝を痛め、負傷交代。嫌な空気が流れた。

 すると同20分広島DF水本裕貴(30)も負傷交代。ゲームは荒れた展開となった。

 終了間際の後半44分。広島はMF清水航平(26)がとどめのゴールを決め、広島が完勝した。

 鹿島も勝利したため、広島の第2ステージ優勝はお預けだが、数字上はタイトルをほぼ手中にした。G大阪はチャンピオンシップ圏内の年間3位から陥落した。