浦和MF阿部は後半44分、柏MF大津の肘を顔に受け、口の中を切って流血し、ピッチ外での治療を余儀なくされた。

 この間に波状攻撃を受けたこともあり、顔にマスクのようにテープを施して止血し、ピッチへの復帰を主審に訴えた。しかし第4の審判から、ユニホームに血がついていることを理由に復帰を禁じられた。そのため慌ててパンツに水をかけ、ゴシゴシとこすって洗い落としてから戻った。