J2C大阪MF山口蛍(25)が、恩人へ弔い星をささげる。27日にユース時代にお世話になった秀島弘寮長(享年77)が亡くなった。30日、大阪市内で京阪ダービーとなる京都戦(31日、アウェー)に向けて練習を行った山口は「一番お世話になった。明日の勝利だけでなく、強かった頃のセレッソに戻れるようにしたい」と力強く話した。
山口はC大阪ユース時代の高1で入寮。ジュニアユースに所属していた中学時代も週末は寮に泊まることがあった。「俺があんまり良くなかった時も(香川)真司くんの話をしてくれて『見習え』と言われた。(大阪市内にある寮の近くの練習場だった)南津守の時はよく練習試合も見に来てくれた。俺にとったら親の代わりで、寮長さんも俺が寮を出る時『本当の子どものようだった』と言ってくれた」。
秀島寮長が亡くなった27日、一報を聞いた山口は寮に行き、最後のお別れをした。「寮長さんの体調が悪いという情報が俺らには入ってきていなかった。ギリギリまで寮に行けるタイミングがなかった。もっと、早く行ってあげていたら…。でも、俺らは1つずつ勝っていくしかない。一丸となっていい方向に向かってやっていきたい」。天国から見守るもう1人の父親へ。勝利を届けることを誓った。



