清水から加入したG大阪DF三浦弦太(21)が、公式戦デビュー戦で勝利に貢献した。フル出場し、守備では完封。2-0の後半25分にはMF遠藤の左CKを頭で合わせた。

 デビュー戦ゴールには伏線があった。三浦は同19分、同じく遠藤の左CKでヘディングしたが、わずかにゴール左にずれた。そこで16歳年上のCKの名手に要求。「自分のマークが外れやすい。中に入るのでボールを上げて下さい」と伝えた。次に訪れたCKのチャンスで、しっかりと得点につなげた。

 三浦は「いいボールがきたので、ヘディングでたたけた」とニッコリ。長谷川監督も「セットプレーで点を取ってくれたのは今後大きい」とうなずいた。

 G大阪は3年連続9度目の本大会出場が決定。22日にアデレード(オーストラリア)と1次リーグ初戦に臨む。