ヴィッセル神戸は24日、神戸市内で鹿島アントラーズとの25日天皇杯準々決勝(神戸ユ)に向けて非公開で調整した。

 リーグ戦首位の鹿島に今季は1勝1敗。DF岩波拓也(23)は「鹿島は攻撃にも守備にもいい選手がいる。首位にふさわしいチームだし、リスペクトしている。ただ、簡単に失点することがあるし、チャンスはある」。チームはルヴァン杯はすでに敗退しており、リーグ戦は10位で優勝の可能性は消滅。それだけに唯一タイトルの可能性が残る天皇杯に力が入る。「タイトルを取ると、個人でもチームでも得るものは大きいと思う」と意気込んだ。