サッカーの関東選抜チームが28日、都内でデンソーカップ(2月16日開幕、熊本)に向けた合同練習を行った。同大会は、全日本大学選抜や各地区の選抜チームなど8チームが参加。今回の全日本大学選抜は19年のユニバーシアードを目指すため1、2年生が主体で、関東選抜チームは3年生中心に編成されている。U-21日本代表で早大GK小島亨介(3年)は「下の代には負けられない」と闘志をあらわにした。

 関東選抜Aを指揮する小井土正亮監督(筑波大)は「就職(プロ入り)がかかっているので鼻息が荒いですね。まあ、そういう場でもある。その中でも、各選手がチームが勝つために、という部分にフォーカスしてくれているので、僕自身が楽しみ」と期待を寄せた。さらに「技術ある選手が多い。各選手の良さを出したい。うまい、速い、強いのが関東。そこは要求していきたい」とキッパリ。ただ、東洋大、流通経大の選手がインフルエンザでダウンしており、指揮官は「一番の敵は己自身とウイルスですね」と話していた。