J2アルビレックス新潟は22日、第16節FC岐阜戦(26日・長良川競技場)に向けた練習をクラブハウス練習場で行った。金沢戦(3日)で左足首の靱帯(じんたい)を損場し離脱していたFW河田篤秀(25)がフルメニュー消化で回復をアピールした。

 診断は全治約4週間だったが、10日ほど早い復帰。「思っていたくらいの感じ。最善で戻ってこられた」。患部に痛みはない。体力面やシュート時のミート力は「これから仕上げないと。特にシュートは全力を使うので」と詰めの“作業”を急ぐ。

 不在の3試合でFW渡辺新太(22)が頭角を現し、河田の4得点に並んだ。ライバル登場を「競い合う相手がいると『負けられない』と思う。闘争心が湧くのはありがたい」と歓迎。岐阜戦に向け「そこで全力を尽くしたい」。復帰戦を勝利につなげる意気込みを見せた。【斎藤慎一郎】